この星で生きていく

怖れよりも安らぎを選ぶという意志の力

怖れよりも安らぎを選ぶという意志の力

怖れよりも安らぎを選ぶという意志の力

以前よりも不安神経症の症状はずっと軽くなりましたが、朝起きたときに鬱のような症状が出ることがたまにあります。とくに夜に発作が続いた時には起こりやすいようです。

怖れの感情は今までの転生を通して、私の顕在意識や潜在意識、超意識にも深く根を張っています。このような状態は、カルマが結実して決着を迎えるか、もしくは叡智によってカルマが解放されない限り蓄積し続け、私が死んだ後も肉体を越えて引き継がれてしまいます。

※超意識……潜在意識の先にある広く深い意識で、すべてがつながっている領域。宇宙のエネルギーや魂の領域とされている。

 

そのことがわかってからは、怖れや心配といった心を重たくさせて、過去に原因を探したり未来を不安に思う感情によく取り組むようになりました。

そのなかで、私にとって力を与えてくれたものにジェラルド・G・ジャンポルスキーの「自己変革のためのレッスン」があります(レッスンの正式名称は別にあるのですが、怖れを愛に変容して人生を変えるという意味でまとめさせていただきました)

 

 

思い込みと真実

人間は自分の思い込みの産物です。自分は〇〇だ、と思うセルフイメージや世界に対する考え方によって、人生で体験することを自ら創造しています。意識が現実をつくるという考えは今では広く知られていることですね。

例えば、「自分は世の中の被害者だ」「自分には人生を変える力がない」「私は誰にも愛されない」、こういった様々な思い込みは過去の体験に基づいており、それが未来にも再び繰り返されるのではないかという予感の中で、現在も絶え間なく再生されています。

私は仕事に関してたくさんの思い込みを持っていました。そして仕事が入らないことやお金が得られないことは大きな怖れをもたらしました。だから、ヒーリングやクリアリングを一生懸命して現実を自分が望むように少しでも変えようとしたのですが、実際は思うようにはなりませんでした。

このような体験のループ、執着やコントロールをしようという欲求によって自分自身が捉われていたのです。仕事がないことは私にとって「自分は価値がない」「嫌な出来事」「明日も大丈夫か不安」という思いをもたらしました。自分を見つめなおし、自分が本当は何であるかという真実に気づいていく機会を失わせていたのです。

「奇跡の学習コース」で学んだジャンポルスキー博士は言います。

 

感情には、基本的に“愛”と“怖れ”の二つしかなく、“愛”とはもって生まれたもの、“怖れ”とは人間の頭で創りあげたものだということです。そして“怖れ”とは“愛”の存在が感じられていない状態のことだともいっています。

心のやすらぎを唯一の目的として人生を歩んでいくと、愛の姿をさえぎるくもりが晴れ、外見上は異なったさまざまな人間の心が、実はひとつに結ばれているのだと感じられてきます。

愛だけを表現しよう。それはあなたそのものなのだから。

(『愛は怖れをサバ折りにする。』より)

 

 

思わぬところにある、心が乱れる理由

怖れよりも愛を選ぶ、このレッスンの中で多くの課題が私にあてはまるものでした。先の例でいうと、仕事がない、という目に映った現実だけで良い悪いを判断し、まわりの状況や環境で起こった出来事によって不安になったり、怯えたり、憂鬱になったりしていたのです。

外の世界と呼ぶものは私たちの内面の反映ですから、本当は外も内もないのですが……当時はこのことを理解していなかったので、外世界がもたらした出来事が「原因」、私の反応はその「結果」であると思い込んでいました。

ヒーリングは私たちの中にある怖れや不安を愛に変容していくプロセスですが、私たちの思考こそが「原因」で、私たちが見るものが「結果」であるという認識は、一般的な社会の常識からするとまだ異質なものなのですね。私も、安心や豊かさを感じるために外の世界をコントロールしようとして長い時間とお金を使ったのでよくわかります。

 

外の世界をコントロールしたいという欲求そのものを見直してみるのも、やすらぎへのひとつのヒントになるかもしれません。私たちは外界をコントロールするかわりに、心の中のいろいろな考えを意識的に選ぶことにより、常に内面の世界を平和に保つこともできるわけです。心の平穏は内面から生じ、外界へとその翼を広げます。この平穏(原因)こそ、安定した世界観(結果)を生むのです。

 

博士のメッセージは、混乱や憂鬱、怒りや嫉妬を安らぎや愛に変える力は誰もがもっているというものです。生きていれば不条理や逆境と呼ばれる出来事が起こります。そしてそのたびに心は乱されてしまう……そう私たちは信じています。

ですが、これらの感情は私たち自身の怖れを表現しているにすぎず、私たちは人生のどのような瞬間も「怖れること」か「人を愛することにより自分の内部にあふれてくる愛を実感すること」のどちらかを選択できるのです。

これに気づくことで、私たちはもはやいかなることにも心を乱されることがなくなります。

コントロールをしようとせず、思い込みによる判断をしないこと。自分が為すべきことをあきらめずに日々続けていく事……そのような日常での実践は、今も続いています。

 

 

意志の力

何が起こっても揺さぶられず、常に安らぎと穏やかさの中にいて、自らと世界を信頼し、内なる力を感じながら人生を積極的に創造していきたい……ずっとそんなふうに思ってきました。

人生を創造するために、私のような心が不安定になりやすい人はまず安心や安らぎを少しでも多く感じられているようになることが大切なのではないかと思います。

どんなに希望や情熱が湧いてきても、大きな怖れを感じた瞬間に安心・安全だと思える環境に留まってしまい、人生のチャレンジをあきらめてしまうからです。

ですが、この「怖れよりも安らぎを常に選ぶ」というのは、言葉は柔らかくて素敵ですが強い意志の力が必要です。心が乱されそうな時、自己憐憫や未来をコントロールしそうなとき、その不安がどれほど大きくても強い意志の力で安らぎを選択していく、という人生の覚悟のようなものです。

第一にはっきりと理解しなくてはいけないのは、以下のようなことでした。

 

外の世界に映るものは、すべて私の心の投影である。私はいつも、心を占める考えや気持ち、態度を外に反映している。なにを外に見たいか、自分の考えを変えることにより、世界は別の顔で立ち現れてくる。

 

パートナーが自分勝手で、まったく協力をしてくれない。恋をしていた日から時間がたち、あの時ときめいたような姿も、自分の心ももうない……そのような現実の中で、困難な出来事が生じたらどうしましょう。パートナーが不倫をしたり、子どもが登校拒否になったり、大きな借金を抱えたり、家族が重たい病にかかったりした場合です。

また、職場で一方的な暴力にあうなど、理不尽で不条理な出来事の渦中にいるときも希望や穏やかさなど感じられるのが難しくて当たり前です。

安らいで生きるなんてどう考えても難しい状況で、自分を見つめ、善悪の判断を手放し、相手を愛そのものの存在として見ることや、目の前に起こっている問題と思われることは、さらに深い部分が何かを表現しているのだと理解を傾けること、相手からの見返りを考えず、ただ愛を与えていくこと……

このような生き方をするには、日々の実践と強い意志の力が必要です。そして、自分が不安に怯えているときは結局、自分だけでなく誰一人として助けられないこと、自分が向ける非難の矢は自分にも向かっているということ、この世界には究極的に誰も非難される人はいないということ……こういった真実に目覚めていくプロセスでもあります。

 

それは決して、簡単なことではありませんよね。

それでも、世界中の人々の心の中にはたくさんの怖れや不安があり、世界中が愛に飢えている現状を思うと、私たちひとりひとりが変わっていくことが必要なのだと思います。

心に泉が枯れて、潤いを必要としていた私は、人からの承認やお金、仕事の多さ、学問、容姿などで自分の心の空虚さを埋めようとしてばかりでした。少しでも期待が裏切られると、相手や環境を責めたり、自分は嫌われているんだといじけていました。

周囲の反応に敏感になってばかりで、愛して認めてくれる人もいると信頼することに賭けていく、その力を育ててこなかったのです。

その経験が無駄だったわけではありません。なぜなら、外の世界に求めたものでは自分の空しさは埋まらず、愛の泉は枯れたままであるということを身をもって体験できたからです。

 

今度は「意志の力」や「逆境に耐えることは必要か」というお話をしますね。逆境に耐える、というのはともすればスピリチュアルなハラスメントになってしまう可能性があるので、大切な部分だと思います。

 

 

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